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※ここからは、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』
シーズン2第2話の内容に詳しく触れています。
知りたくない方は充分ご注意ください。
なおこの文章は、comicbook.comに掲載されたあらすじと、
僕が本編を見た映像、amazonの日本語字幕版を参考にしていますが、
描写や翻訳などに間違いがある可能性があります。
あくまでも日本語版の放送を見るまでのつなぎとして、
参考にしてください。
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン2第2話の詳細です。
前回の続きです。
セスがライフルを構えてクルーザーに乗り込んでくる。
『ハリーを返せ』と言うセス。
トラビスは『ジョージにハリーを託されたんだ』と言うが、セスは信じない。
ダニエルがセスに銃を向けるが、セスは『撃ったら俺も撃つぞ!』と言い、
『ハリーを渡せ』と再度警告する。
セスはマディソンに『お前のせいだ!』と言い、
ハリーを連れ戻して去っていく。
セスは、ハリーがメリッサを見ないように
『船にバイバイしよう。手を振って。』と配慮する。
マディソンはハリーに手を振る。
クルーザーは去っていく。
エンディング。
ニックが『ジョージ一家が毒薬で心中しようとしてる』とトラビスたちに伝えた時の
英語の表現は独特で、『ジョーンズタウニングしようとしてる』と言っていました。
これは人民寺院というカルト教団が集団自殺した事件のことを指しており、
その教祖ジム・ジョーンズが作った街『ジョーンズ・タウン』から来ていて、
『一家心中』の意味として使われています。
ラストにウォーカー化した母親のメリッサをセスが撃ちますが、
ハリーに見せないように『船にバイバイして』と言うシーンは、
本家の最大の悲しいシーンの1つ、シーズン4第14話の、
キャロルがリジーを殺す時に言っていた『ただ花を見て。』を髣髴とさせます。
マディソンがメリッサの要望でハリーとウィラを連れて行こうとしたのは、
何とか人を救いたいと思ってのことですが、セスやジョージたち家族にとっては、
他人に横槍を入れられた結果、最低限幸せに暮らしてきた中、
ウィラとメリッサを奪われただけだったという見方も出来ます。
マディソンはどうにか人を救いたいと考え、他人のことながらも
子供たちを引き取ろうと必死になります。
ですが結局それは家族たち当人にとっては、ありがた迷惑の
親切の押し売りでしかなかったのかも知れません。
ただ家族に内緒で毒薬自殺しようとしてたのは異常なのは確かです。
人それぞれ、家族それぞれに生き延び方があり、他人が干渉して
結果が好転するとは決して限りません。
そんな保証などどこにもないのです。
しかしそれでも人を救おうとするマディソンは正しいし、
躊躇するトラビスも正しい。これぞ間違いなくウォーキング・デッドですね。
『フィアー~』はシーズン2も紛れもなくウォーキング・デッドです。
ゾンビアポカリプスで、何の戦闘能力もないファミリーたちが、
自分たちの範疇で出来る事をし、必死に生き延びていく。
他人を救うべきか、家族だけを優先すべきか。家族を失った悲しみを
乗り越えていけるのか?
その葛藤は正真正銘ウォーキング・デッドだと感じました。
トラビスたちが島で出会ったジョージは、メキシコが封鎖され
カナダは爆撃されたと語ります。
本家シーズン1第6話でリックたちが立ち寄ったCDCで出会った
ジェンナー博士は、
『フランスの研究所は最後まで粘って感染の真相を探っていたが、
電気が落ち、燃料が尽きて連絡が取れなくなった』と語ります。
それ以来、アメリカ合衆国以外の国の状況が久々に語られました。
本家でシェーンが軍のフォートベニング基地に行くべきだと言っていましたが、
既にそのかなり前の段階から逃げ場はどこにも無かったことが判明しました。
シリーズ通してゾンビアポカリプス発生初期の段階で、既に軍隊が
合衆国の大部分を爆撃し、他の国も封鎖されていたことが初めて判明しました。
正にリックたちにとってもトラビスたちにとってもどこにも逃げ場は無く、
世界に安全な場所など一切存在しないことが改めて判明しましたね。
シリーズであれほど安全な場所を探していたリックたちが、
この世界の状況を知らないままに色んなところに逃げていたのがむごいです。
と言っても既に警察、軍隊、政府はとっくに無くなり、リックたちは
自分たちだけで生きていってはいるのですが。
それにしても、初期段階から既にこの状態だったとは驚きです。
このように『フィアー~』では、本家との重要なリンクがいくつも描かれており、
単なるスピンオフではなく、本家と密接に関係していることが分かります。
今後も本家で明らかになっていなかった重要な事実が、
判明していくかも知れませんね。
みなさんは、この本家とのリンクについてどう思われましたか?
いずれにしても『フィアー~』は間違いなくウォーキング・デッドであると
言えますね。
今後の展開にも目が離せません。
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もっさん、
こんにちは。
いつもいつもブログを楽しみに拝見させていただいてます。
TWDのファンなので、FTWDはすごく楽しみにしていたのですが、シーズン1が終わった段階では、実はちょっとがっかりというのが本音でした。登場人物に感情移入があまりできなかったので。シーズン2ではトバイアスがでるかしら?くらいの興味しかなかったんですが、このエピソードを見て、ああ、本家TWDが失いつつある葛藤、家族を優先するべきなのか、それとも自分、家族を危険にさらしてまでも人を助けるべきなのか、が描かれていて、やはり、おもしろいなと思いました。トーキングデッドでは、確か、司会のクリスが、リックたちよりもドライ(人を見捨てることについて?)だな~って言っていて、それもそうねと思ったんですけど、リックたちグループとマディソングループが違うからなんですよね。もっさんもおっしゃる通り、マディソン達は普通の人々で戦闘のど素人、自分たちが生き延びることで精いっぱいなんですよね・・・
リックたちが変わっていたように、マディソン達がどのように変わっていくのか、非常に楽しみです。 そして、トバイアスはでてくるのか!(あれっきりなのか・・・)
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これで秋までのTWDロスが埋められます。
いまだネーガンに殺されたのは誰かとYOU TUBEにアップされる一方で、6月にはアウトキャストも始まりますね。
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更新お疲れさまです♪
面白くなってきました(^∇^)
ウォーカーの数も着々と増えてきましたよね!
私自身、勝手に海は安全と思ってたのが覆されました!
ウォーカーが流れ着くのにも妙に納得しちゃいました。ほんと島でも危険ですね!
最初にリックが病院で寝ている間に
こんな風に感染して崩壊していったんだなぁと
つくづく思っちゃいました。
なんかまだ感染してない人間が多いのが
新鮮な感じもします。
次の予告を見る限り、なかなか見応えありそうなので楽しみですね!
面白くなってきたのでTWDロスの穴埋めには
なってきてます(´∇`)
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第4話観終わりました。ウォーキングデッドも、THE100も、このドラマも、最近のアメリカドラマって同性愛設定多くないですか?(^^;;
観ながらまたかよ~て思いました。