スポンサードリンク
CBRの情報の翻訳です。
ロバート・カークマン、トニー・ムーア両名の共同声明が、
カークマンの代理人によってCBRに届きました。
『ロバート・カークマンとトニー・ムーアは、
個別の訴訟が円満解決に至り、全関係者が双方の満足を得て、
全ての問題を解決出来ました事を報告いたします。
この事を共同で発表出来る事を嬉しく思います。
どちら側にも議論すべき詳細がありますが、その代わりに喜んで、
生産的に時間を過ごし、自分自身の仕事と将来に向かって前進する事に
集中できるでしょう。』
この声明は、今年2月のムーアの最初の訴訟から7ヶ月経って
出されたもので、オリジナルコミック『ウォーキング・デッド』の
アーティストとして、当初はカークマンがムーアに、
『コミック出版の純利益の60%』
『「ウォーキング・デッド」「ブリット」のテレビシリーズの純利益の20%』
『「バトル・ポープ」のテレビシリーズの利益の50%』の権利を与える
という契約を結んでいました。
ムーアは、2005年にカークマンから、『ウォーキング・デッド』の
テレビシリーズの契約は、検討中だと聞かされましたが、
カークマンは全ての利子をムーアに支払わず、契約を完遂出来なかったと主張しました。
訴訟を受けてカークマンは声明を出し、『このような詐欺の訴訟は馬鹿げている』
と述べました。彼の長年の共同制作者であり、子供の頃からの友達である彼の主張は、
両方のテレビシリーズと、その元となったコミックの適切な印税支払いを受け取る事です。
『この訴訟は馬鹿げている。我々はお互いに法的代理人をつけており、
7年前から今もなお、彼は承認した契約書に違反している。
そして彼に支払われた報酬を偽ろうとしている。そして自分が雇われた仕事に対して
報酬を受け取り続けようとしている。
トニーは「ウォーキング・デッド」のコミックの最初の6号までのペンシラー(下絵)、
インカー(ペン入れ)、グレイトーンの仕事に対する支払いを定期的に受け取っており、
テレビシリーズの印税も受け取っている。異議を唱えるのは間違いだ。』
以上が以前のカークマンの声明です。
以上です。
『ウォーキング・デッド』原作者のロバート・カークマンに訴訟を起こした
トニー・ムーアは、初代のコミックアーティストです。
下絵、ペン入れなどを第1号から6号まで手掛けています。
7号以降の下絵は、締切を守れない、ペースが遅いとの理由で、
現在のチャーリー・アドラードに交代しました。
僕的には残念ながらチャーリーの絵の方が断然好きですね。
色々な行き違いにより、友人である2人が仲違いするのはファンとしても
見たくないものでしたので、和解出来て本当に良かったですね!
今回のニュースのソースは以下です。
http://www.comicbookresources.com/?page=article&id=41174